コールマン ダブルマントルランタン
220J195 1976年製造
宝物の調子が悪い
ポンピングしたあとに真ん中の穴からエアーが漏れる
ショップに相談するとチェックバルブの調子が悪いのだろうとのこと
修理に出すのは簡単だけれども
ここは一念発起
自分でメンテナンスしちゃえ…ってことで
「チェックバルブの交換」
名医ひらたけの手術をご覧あれ(爆)
今回の入院患者220J195
元気に見えるんですけど病んでいます
まずはポンプキャップクリップを外してポンププランジャーを抜き取ります。
皮のポンプカップの状態は健康そのものですね。
これがチェックバルブ交換の必需品チェックバルブレンチです。
USAモデル用とカナダモデル用があります。
エアーステムをくるくると抜き取って、チェックバルブレンチを差し込み、チェックバルブを緩めて抜き取ります。
この際、チカラ加減が肝心、チェックバルブのねじ穴をなめると一生抜けなくなります。
抜き取ったチェックバルブ&エアーステム。
エアーステムの頭にはタンクと同じ塗料が…差したまま塗装したんですね。
チェックバルブのねじ穴。
真鍮はやわらかい素材なのでねじ穴をなめやすいのです。
あとは、新品のチェックバルブをチェックバルブレンチで締めます。
こんな状態ですね。
エアーステムをくるくる差し込みます。
横からだとこんな感じ。
ポンププランジャーを差し込んで…
ポンプキャップクリップを取り付けて完了。
ポンピングしてもエアーの漏れはなし。圧もOK。
最後にピカールで磨いてあげて無事退院です。
原因はチェックバルブのベアリングが汚れていたのか、新品とは振ったときの「カラカラ」という音が明らかに違いました。
今回苦労したのはやはりチェックバルブの抜き取りです。硬いの何の!
怪力ひらたけのパワーをもってしてもびくともしない。
最後には「壊れても良いやっ」って・・・。コツは押す力8:回す力2だそうです。
ショップに修理に出すのは簡単だけど、自分で修理してこその愛用品。
ジェネレーターの交換とは一味違う充実感がありますね。
チェックバルブの汚れはホワイトガソリンで洗うと落ちるようですね。
再生させましょう♪